「ポイ活って怪しくないの?」
「詐欺にあいそうで怖い」
「騙されたらどうしたらいい?」
結論から言うと、ポイ活自体は怪しくありません。
しかし悪質なサイトが存在することも事実です。
この記事では、以下の内容を解説します。
- ポイ活を怪しいと感じる理由
- 怪しいポイ活の具体例
- 怪しいサイトを避ける方法
- トラブルに遭遇したときの対処法
ポイ活を安心して楽しむためには、怪しいサイトを回避する必要があります。
悪質なサイトの具体例と回避する方法をあわせて紹介するので、不安でポイ活を始められない方は、ぜひご覧ください。
ポイ活を怪しいと感じる3つの理由
「ポイ活は怪しいのではないか」と思い、不安で始められないことがありますよね。
怪しいと思う理由に対処できれば、ポイ活を安心して楽しむことができます。
怪しいと言われる理由には以下のものがあります。
- 実際に詐欺被害にあった人がいるから
- 稼げるという情報が怪しいから
- ポイントを獲得できる理由が分からないから
1.実際に詐欺被害にあった人がいるから
ポイ活サイトの中で、詐欺のサイトがあったということを聞いたことや見たことがある方も多いですよね。
詐欺サイトに登録してしまうと、お金を騙しとられたり、個人情報をとられたりなどの被害が出ます。
このようなニュースを見ると、危険なものという認識ができてしまうため、ポイ活自体を避ける人もいるでしょう。
登録する前に安全なサイトかどうかをしっかりとチェックすれば、被害を避けることができます。
2.稼げるという情報が怪しいから
ポイ活は無料でできるものも多くあります。
それにも関わらず稼げると言われると、なんだか怪しく感じますよね。
実際に詐欺サイトでは、大金を稼げると宣伝をして誘い込むことがあります。
大手のサイトと比較して、あまりにも大きなポイントのときは避けた方が安全ですよ。
ポイ活は、基本的には地道に貯めていくものです。
中には、友達紹介などを利用して大きなポイントを稼いでいる人もいます。
しかし誰もができることではないため、注意が必要です。
3.ポイントを獲得できる理由が分からないから
そもそもポイ活の仕組みを知らないと、どうしてポイントが獲得できるのか不思議に思いますよね。
無料でポイントがもらえると聞くと、怪しく思えてしまうものです。
そこでポイ活の仕組みについて簡単にご紹介します。
ポイ活の仕組みを解説
ポイントサイトを例にして解説します。
簡単に言うと、獲得できるポイントは広告費の一部です。
広告主はポイントサイトに広告を掲載してもらい、広告を見たユーザーは購入や申し込みなどの利用をします。
購入や申し込みなどの利用がされたら、広告主は成果報酬として広告費をポイントサイトに支払います。
その後ポイントサイトが広告費の一部をポイントとしてユーザーに還元するという流れです。
広告主は顧客を集めることができ、ポイントサイトは広告費で収益を得ることができます。
そのためお互いにメリットがありますね。
またポイ活には種類があり、仕組みも種類ごとに異なります。
たとえば店舗で提示するポイントカードの利用は、店舗にとっても顧客を呼び込めることがメリットです。
クレジットカード支払いの還元でポイントが付与されれば、カードを利用してもらいやすくなるため、クレジット会社にとってもメリットがあります。
他にもデータの提供のお礼にポイントを付与するなど、仕組みはさまざまです。
お互いにメリットがあるため、ポイ活は成り立っていると言えますね。
怪しいポイ活の具体例
ポイ活の仕組みが分かると、ポイ活自体は怪しいものではないことが理解できます。
しかし中には悪質なサイトがあることも事実です。
具体的にどのようなケースがあるのかをご紹介します。
ポイントが付与されない
条件を満たしたにも関わらずポイントが付与されないケースです。
システムの不具合が原因の場合もあるため、通常であれば問い合わせをすれば確認後ポイントは付与されます。
しかし悪質なサイトだと、問い合わせをしても返事が来ないことが多いです。
その場合、最後には泣き寝入りしかないということもありえますよね。
ポイントが交換できない
ポイントが付与されたとしても、交換ができないというケースです。
せっかくポイントを貯めたとしても、交換できなければ意味がないですよね。
また最低換金額が異常なほどに高いことがあります。
大手のサイトを見ると、300~500円程度を最低額に設定しているところが多いです。
事前に高すぎないか確認してみてください。
個人情報をとられる
悪質なサイトでは、簡単に稼げると宣伝し、人を誘い込みます。
それにつられて実際に登録してしまうと、お金をだまし取られるなどの被害が出ます。
個人情報を必要以上に聞いてくることが特徴です。
必要もないのに住所や電話番号、クレジットカード情報なども聞き出そうとすることがあります。
怪しいサイトを避ける5つの方法
サイトに登録する際には、必ず事前に以下の点を確認してください。
悪質なサイトに登録するリスクが減ります。
- 運営会社の確認
- セキュリティ対策の確認
- 口コミや評価の確認
- 登録する必要のある個人情報の確認
- 退会方法の確認
1.運営会社の確認
登録する前に、運営元の確認は必ずおこなってください。
- 会社名
- 所在地
- 代表者名
- 事業内容
- 運営年数
- 問い合わせ先
- 登録者数
大手の企業かなど、信頼できる企業かどうかの確認は必ずおこなってください。
所在地を検索してみて、実在するかの確認も大切です。
2.セキュリティ対策の確認
運営会社を確かめたら、取り入れているセキュリティ対策も確認しておきましょう。
以下の項目を確認しておくと安心できますよ。
- プライバシーマーク
- SSL
- JIPC
プライバシーマークは、個人情報を適切に扱っている事業者に使用が認められています。
一般財団法人日本情報経済社会推進協会が運営する制度です。
SSLは、データ通信を暗号化する仕組みです。
個人情報の流出に対して対策をおこなっているか判断する1つの基準になります。
SSLが導入されていると、URLが「http」から「https」に変わります。
日本インターネットポイント協議会(JIPC)に加盟してるかどうかも、判断基準の1つです。
ポイントサービスについてのガイドラインに従って運営しているため、加盟している会社であればより安全と言えます。
3.口コミや評価の確認
サイトの評価も事前に確認しておきましょう。
登録者数が多いサイトであれば、口コミもたくさんあります。
実際に被害にあった人の口コミがないか確認してみてください。
4.登録する必要のある個人情報の確認
詐欺サイトは、個人情報の取得を目的としていることがあります。
その場合、必要以上の情報を聞き出そうとするため注意が必要です。
事前に登録する必要のある情報はどこまでなのかをチェックして、抵抗のない範囲か確認しましょう。
5.退会方法の確認
悪質なサイトの場合、簡単には退会できないようになっています。
複雑な方法であったり、そもそも退会方法が明記されていなかったり…
退会方法は登録前に確認しておきましょう。
登録前にチェックさえしておけば、必要以上に怖がることはありません。
事前チェックをしっかりとして、ぜひポイ活を楽しんでください。
トラブルに遭遇したときの対処法
誤って悪質なサイトに登録してしまい、被害にあってしまったときの対処法をご紹介します。
運営会社へ問い合わせ
条件を満たしているのにポイントは付与されないなどのトラブルがあった場合には、まずは運営会社に問い合わせてみましょう。
このようなトラブルはシステムの不具合や条件の認識違いの可能性もあるためです。
しかし悪質なサイトの場合、連絡がつかないことが多いです。
突然サイトが閉鎖される恐れもあります。
運営会社に連絡がつかずどうしようもない場合は、他の機関を頼りましょう。
クレジットカード会社に連絡
詐欺サイトにクレジットカード情報を伝えてしまった場合には、まずはカードを停止させる必要があります。
クレジットカード会社にすぐに連絡し、事情を伝えてカードの利用を停止をしてもらいましょう。
消費生活センターに相談
消費生活センターでは、消費生活に関する相談ができます。
全国にあり、電話や窓口で相談が可能です。
最寄りの消費生活センターで相談してみてはいかがでしょうか。
警察に相談
場合によっては、警察に相談する必要があります。
個人情報が漏洩した場合や被害金額が大きい場合には、まずは警察に相談してみましょう。
まとめ
ポイ活は怪しいのかどうかについて解説しました。
- ポイ活は怪しくないが、悪質なサイトは存在する
- 事前に運営会社をチェックしてから登録する
- サイトの口コミや評価も参考にする
- セキュリティ対策を確認する
サイトに登録する前にチェックをしっかりとおこなえば、トラブルにあう可能性を減らせます。
安心してポイ活をおこなうためにも、登録するか判断する基準を自分なりに持っておくことが大切だと思います。
ポイ活は怪しいのではないかと不安で始められない方は、ぜひ参考にしてみてください。